新陰流協会｜東京・神奈川の新陰流居合・剣術道場

世界有数の最先端技術による映像発信プロジェクト「魂魄」に参加

世界最先端の映像技術および設備を持つ株式会社クレッセントがこのたび、「アスリートやクリエイターたちの、肉体と精神のせめぎ合いから生まれる『神技』をボリューメトリクス技術で捉え、唯一無二のデジタルデータとして公開していくプロジェクト」として、「魂魄（こんぱく）」という名にて展開が開始。
そのプロジェクトに、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字などでも知られる書道家・紫舟氏、Cirque du Soleilにてアジア人初の正式契約ブレイクダンサーKENTA氏など様々な分野のエキスパートの方々とともに当会代表師範・小山将生ならびに準師範・末岡志保美も参加しスタジオにての４Ｄ撮影に臨みました（撮影の様子はYouTubeにても公開中）。
撮影されたデータは、自由視点映像としてWeb上でアプリ無しであらゆるデバイスから視聴が可能。また、AR、VR、MRとあらゆるXR環境でも体験ができ、全く新しいUX（ユーザ体験）を提供していくもの。このプロジェクトならびに撮影された映像について詳しくは「魂魄」ページをご覧下さい。
https://www.volumetrix.jp/performance/

 

新陰流協会ＰＶ第一弾が公開

このたび、アドバンスセミナーの模様をダイジェスト編集し、プロモーションビデオ第一弾として制作・公開をいたしました。当会にて稽古指導なども行うアドバンス稽古生による居合・剣術の型・対多人数稽古ならび外伝（槍・素手による護身術）の講習の様子をご覧いただけます。当会ではもちろん初心者の方々においては特に、普段の稽古ではゆっくり静かに行う稽古を基本としております。その上で上達するにつれてこのような実践的な稽古も行えるようになっていきます。

 

NHK-BSプレミアム「ニッポンぶらり鉄道旅」に登場

NHK-BSプレミアムにて放映の「ニッポンぶらり鉄道旅」において当会・準師範の末岡志保美が取材を受けました。
「自由が丘駅周辺」において「天職」を見つけ日々取り組んでいる人がテーマとなったこの回にて、自由が丘駅前道場にて居合道の講師を務める末岡は、その仕事の中での目標や志などをインタビューではこたえ、まさしく天職としての居合道講師についての自身の思いを語りました。

今回、旅人として自由が丘駅前道場に訪れたのは、NHK連続テレビ小説「おちょやん」にての富川福助役の好演で話題となった俳優の井上拓哉さん。その井上さんは演武の撮影の合間においては、末岡より刀の持ち方や振り方などのレクチャーを受けて取り組みつつ、「刀を振るというのは、見ているよりもずっと難しいのですね」と末岡の技にあらためて感心している様子でした。

取材当日においては、井上さんをはじめ番組スタッフの方々には実に丁寧で配慮の行き届いた撮影を行っていただきあらためて深く感謝をいたしております。その上で居合道の魅力を多くの方に知っていただく上で有意義な機会になったと実感しています。

番組についての詳しい情報はこちら
https://www.nhk.jp/p/buratetsu/ts/Z6WKLNWR93/

小学生限定の「刀を使う武道＝居合道」一日体験会を湘南にて開催

映画『鬼滅の刃』が空前の大ヒットとなった中、街中ではおもちゃの刀を手にしているお子さんの姿もたびたび見かけられるように、最近は刀に対して興味を持つお子さんも増えているようです。
そのような中で、このたび当会では、小学生限定の「刀を使う武道＝居合道」の一日体験会を開催することとなりました。
この体験会では、木刀やアルミ製の稽古用刀を使用しつつ、安全に刀の持ち方や振り方など基本から丁寧に学んでいき、初心者の方でも無理なく楽しくご自分のペースで取り組んでいきます。
コロナ禍により、お子さんたちにおいても体を存分に動かすことや何かに集中して取り組む機会も以前に比べ限られてしまっている中で、今回の体験会はより有意義なものになっていくといえます。
また、今回、使用する道具についてはすべて除菌処理を行うことをはじめ、感染防止対策も万全に行ってまいります。
ついては、この機会にぜひ下記までお申込みをいただければと思います。(この体験会は大成功の上で終了いたしました）

日時	2021年5月30日（日）13時～14時
場所	ジュージヤカルチャーセンター テラスモール湘南3F （神奈川県藤沢市辻堂神台1-3-1 JR「辻堂」駅直結）
ご参加資格	小学生（小学生お一人につき一名様の付き添い見学可）
お申込み先	ジュージヤカルチャーセンター テラスモール湘南3F https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_40-42974.html

「おうちで居合道」公式アンバサダーにミスキャンパス出身の4名が就任

最近では居合道に関して特に若い女性の入門が増えており、当会のオンライン講座「おうちで居合道」に対しても女性からの関心が高まっているように見受けられます。そのような現状をふまえ、「おうちで居合道」の魅力をさらに発信すべく、このたびミスキャンパス出身で現在、女優やモデルとして活躍中の4名の女性に公式アンバサダーとして就任していただきました（写真左は中央に「おうちで居合道」プロジェクトリーダー末岡志保美を囲んで）。

就任に際し、4名には道着袴姿となって居合道の稽古を実際に体験していただき、このうち舞台で殺陣の演技を経験したこともある女優・岡田彩花さん（成蹊大学ミスコン2014グランプリ）は、「居合道の稽古では一つの型を繰り返し行うことで精神が集中し、それによりストレスや悩みも吹き飛んでしまうような実感がありました」と話すほか、野地優奈さん（國學院大學ミスコン2014ファイナリスト）は「道着を着て侍の技である居合道を学ぶことで気持ちがシャキッとなり、現代を生き抜く力にもなるように感じました」、榊原莉奈さん（白百合女子大学ミスコン2014グランプリ）は「刀を使う動作は見た目以上に難しいところもありましたが、それが芯の通った自分磨きにもつながる気がしました」と、それぞれ取り組みの中から居合道の魅力ややりがいを実感している様子でした。
さらに、舞台・CMなどで活躍中の女優・高尾美有さん（帝京大学ミスコン2014準グランプリ）は、一年前より当会にて居合道の稽古を重ね、努力の成果として今年の3月には初段を取得しており、その上で、居合道ならびに「おうちで居合道」に関して、「居合道の稽古を始めたことで集中力が高まったように感じています。また『おうちで居合道』では軽くコンパクトな刀を採用しているので女性の方にもより安全で気軽にご自宅で居合道が学べることを実感していただきたいです」と、この講座を通じてますます多くの女性が居合道を学んでいくことへの願いを話していました。

「おうちで居合道」公式アンバサダーについてはヤフー、オリコンデビューなど国内の主要ネットニュースでも紹介されています。ぜひご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c49e387ba1f0f74f97194611f5fc31a532e3624c

オンライン居合道講座「おうちで居合道」開始

2020年よりの新型コロナウィルスの脅威により武道をはじめとする日本文化の教室は、中には閉鎖に追い込まれるところも出てくるなどその活動に大きな影響をうけました。私たち新陰流協会各稽古場は、自粛期間中の休止より徐々に再開し、ほぼ通常通りの稽古スケジュールに戻っています。ただ、国内の日本文化教室全体の活動はやはり以前の状態を取り戻すことはまだ難しい状況のようです。また、本来であればオリンピックイヤーとして、世界中の方々が来日し、例年以上に日本の文化の魅力を世界に発信できる時期であるはずが、2020年は、世界の人々にとって来日も日本の文化に触れていただくこともできない年となってしまったようです。そのような中で、私たち新陰流協会ができることはないかと考えた上で、2020年より国内外に向けたオンライン居合道講座「おうちで居合道」を開始いたしました。

ご自宅にいながらオンラインにて日本の伝統武道居合道を楽しく学ぶことにできるこの講座にて、このような中でも国内外の方々に日本の文化の魅力を発信していきたいと考えています。我々として最大限に日本の文化全体の発展のためにできることを行っていくこと、さらにはこの混迷の中、すべての人にとって一層大切な「自信」の源となりえるものとしての武道をさらにひろめていくこと、そのような目標の上でこの取り組みを行っていきたいと考えています。

おうちで居合道公式ホームページ
http://www.ouchideiaido.com/

東京芸術劇場にて新陰流協会15周年ライブ「細石の陣」開催

当新陰流協会は、設立15周年をむかえた取り組みとして、令和元年12月15日、東京芸術劇場におきまして「新陰流協会15周年ライブ『細石の陣』」と題した演武会を開催いたしました。このイベントについては、開催発表から多くの注目をいただき、ヤフー、楽天、MSN、オリコンなどの国内の主だったネットニュースでも軒並みに紹介をされ、当日の会場は満員の大盛況となりました。

この演武会では、「武道の歩み」というテーマのもと第1～6章からなる構成で展開。「なぜ武道は誕生したのか？」からはじまり「新陰流の特長や魅力とは？」「現代の私たちに武道は何をもたらすの？」などといった学びを得ることができる公演となっているほか、各章の始めにおいては、MCとして俳優の伊藤富美也氏と高尾美有氏によるイントロがあり、それにより朗らかで親しみやすい雰囲気もかもし出されていきました。

また、「劇場」という場所で行われたこの演武会では、音楽とともに技の披露がメドレー式で展開されたほか、「武道を基にしたアクション」や「舞踊と武道のコラボ」など、これまでの武道演武会では見ることがめずらしい演目も多数盛り込まれ、武道について「学び、楽しみ、感動をする」ことのできるステージとして観客の皆様にも好評をいただくことができました。当日は、来賓として新陰流流祖・上泉信綱のご子孫一族をはじめ多くの方々にお越しをいただきましたが、後半演武の始めにおいては、数多くの作品で新陰流の剣豪・柳生十兵衛を演じられた俳優の千葉真一氏が特別ゲストとして登場。ステージ上にて柳生十兵衛に対する思いをお話しいただき、情熱や信念に満ちた千葉氏の言葉により会場の盛り上がりはさらに高まり、そのような中で最後のフィナーレまで当会一丸となった公演を行うことができました。

なお、この演武会は、多様性・国際性に富む文化活動・事業として政府が認証するbeyond2020プログラムにおいて認証を受けた事業でもありましたが、当会としては今後もさらに日本文化の魅力を国内外に発信する取組を目指していきたいと考えています。

東京ビックサイトにて開催の国内最大級イベント「SPORTEC」に6年連続出場

日本最大級のスポーツ・健康関連の専門展・カンファレンス「SPORTEC」は毎年、東京においては東京ビックサイトで開催され、盛大な様子を見せています。その中では東京オリンピックに向けて国内外に日本の武道の魅力を発信していくという志のもと武道演武企画「武道 MASTERS LIVE」が2015年より6回に渡り行われ、当新陰流協会は初回より6年連続で選出を受け、技の披露を行ってきました。
とりわけ2019年の演武においては、ヒクソン・グレイシーとの対戦歴もあるブラジリアン柔術中井祐樹氏、人気格闘技漫画「グラップラー刃牙」のモデルとしても有名な総合格闘技平直行氏らによる演武が行われる中、当新陰流協会が登場。剣術、居合、などの技の数々を発揮。とりわけ演武の最後に行われた真剣試し斬りでは、新陰流の達人・柳生厳包の技の再現として、当会師範小山による「首の皮一枚残しの斬り」（巻きワラの一部をわざと残しつつ斬り、その上でワラが立ったままの状態を保つ）が披露され会場を沸かせました。

毎年、この「武道 MASTERS LIVE」では、大きな反響を感じることができ、さらに日本の武道の魅力や意義を発信していく上で大きな手ごたえを得る良い機会となりました。また、2019年の「武道 MASTERS LIVE」の模様は、同年8月発売の雑誌『Tarzan』『秘伝』などでも掲載されています。
「SPORTEC」についての詳しい情報は、イベントHP（http://www.sports-st.com/）をご覧ください。